夫が残業時間100時間を超えそうな時、夫に起きた変化と家族にできる事

こんにちは、まるりです。

四月から激務のポジションに異動になった夫の残業時間は右肩上がりに増え、
とうとう先月は92時間でした。

今月は100時間を超えるかもしれません。

これまでは比較的残業の少なく、上司にも恵まれた環境にいたので、
余計にそのギャップに付いていけず、苦労しているようです。

実は私も、既に退職しましたが、勤めていた職場ではそうした経験が有り、
言い尽くせないほど辛い思いをした事があります。

夫は大丈夫だろうかと、心配しながら過ごしている、
この四か月ほどについてまとめたいと思います。

夫に起きた変化

「あいつのせいで、残業が多い」

夫は上司に対し、強いストレスを感じるようになりました。

上司と仕事のやり方が合わないためです。

夫は、効率良く仕事を終わらせたいタイプ。反面、残業が重なるようなら、粗々で仕事を仕上げても気にしません。

一方、上司は案件の精度を高めるために、残業や休日出勤も辞さないタイプです。

夫は、上司のせいで残業が多いと怒っていますが、私から見ると、決して上司のせいだけでは有りません(一因であることは否定できませんが…)。

絶対的な業務量の多さ、夫が異動したばかりで業務に慣れていない点なども原因として挙げられます。

過酷な業務量のなかで嫌いなタイプと一緒に仕事をする事で、頭に血が上り、冷静でいられなくなっているようです。

自己肯定度が低くなった

夫は、元々とても自己肯定度の強い人間です。

良くも悪くも、いつも自分を高く評価し、「(人生をグラフ化するとしたら)色々あるけれど、グラフは常に右肩上がりだ」と真面目に言うような人です。

その夫が、勤務時間中に何回も電話をかけてきて、仕事の愚痴をこぼすだけでなく、
怒りや悔しさで涙ぐんでいた事さえありました。

「俺だって自信を無くす時もある」などと言う発言も出てきました。

過酷な残業時間だけなら、人はここまで自己肯定感を失う事はないと思います。

その原因は、やはり上に書いた上司のせいでした。

その上司は、まず夫に案件を丸投げし、その際に前例や方向性を示さず、夫の作った叩き台に対し、駄目出しという形で業務を教えるタイプの人です。

また、指示をする時や駄目出しをする時など、大声で馬鹿にしたような口ぶりで接します。

仕事の関係で、夫の上司はかなり若く、まだ二十代です。

三十代半ばの夫は、歳下からそうした扱いを受けているという事が相当に悔しいらしく、頭に血がのぼる事が多々あるようでした。

家族にできること

感情的にならずに話を聞く

私を相手に、家でただ愚痴を吐き出すだけで、随分と楽になるようです。

帰りを待っていると、こちらまで体調を崩しそうになるので、
そこは気をつけないといけませんね。

悲観的でも楽観的でもない意見を言う

平日の夜、夫は冷静に自分の状況を考えられないほどに疲れています。

「俺はもう異動するから、いいんだ」と当てのない楽観的な意見を言ったかと思えば、「生贄的なポストなんだよ。このラインの人間は、忙しくても仕方ないと思われている」などと物騒な事を言ったりします。

その都度、「異動は出来るかどうか分からないけど、異動希望を出すのは良いと思うよ」「今年が特別忙しいみたいだから、ただ単に、人事部の人員調整が追いついていないだけじゃないかな」などと、客観的な意見を言って、極端な考えから離してあげます。

上司や彼の立場について分析する

私が勤めていた会社には、上に書いたような威圧的な上司が、割とよくいました。

その時は私も、散々悲観的な事を考え、上司に対する苦手意識をどんどん膨らませて
苦しんでいました。

退職して社会組織と距離を置いた事で、そうした上司について
落ち着いて考えられるようになりました。

今の夫にはとても出来ないので、友人たちの忠告を受けながら、
彼の上司について分析してみました。

「彼は、おそらく自分の能力に自信がないんじゃないかな。彼もいっぱいいっぱいだけど、その事を認めたくないから、『俺は仕事が出来るんだ』って事を、貴方や周囲に示したくて、そんな威圧的な態度で貴方に接してる」

そう伝えると、夫は「俺もそう思う。あいつは同職種の人間に比べて、仕事が出来ていないというのは、感じていた」との事でした。

それに加えて、そうしたマウンティング系(自分の方が立場が上だと示したがる)上司がいる時、周囲がどう思っているかも分析してみました。

「彼の態度がおかしい事は、きっと、周囲はみんな分かってる。彼が貴方を怒鳴ろうと馬鹿にしようと、周囲は『ああ、またやってる。〇〇さん、厄介な上司で大変だな』って思うだけなんじゃないかな。
だから、何も恥ずかしいと思わなくていいと思う。
言いたいだけ、言わせておけばいいのよ」

そう言うと、夫の強張った顔が少し和らぎました。

夫は何が嫌かと言うと、大勢の人の前で恥をかかされる事が嫌なのではないかと思います。

三十代半ばで社会人経験を積みつつある人間にとって、耐え難いことだと、私にも分かるので、そこの部分について気持ちを軽くしてあげました。

夫の改善点を指摘する

実は夫も、部下らしからぬ態度をとっていると思われます。

「非効率な仕事しやがって、この上司アホだ」という本音を、
隠しきれていないのではないかと。

しかし、ストレートに「貴方にも悪いところがあるじゃん!」などと言っても、
受け入れられる心境ではないと思うので、婉曲に伝えました。

「そういう上司を上手く転がすと、周りからの対人スキル評価が上がるよ。猿回しの猿のように、そんな上司転がしてやったらいいんじゃない?」

夫が元気なタイミングを見計らってそうした話をしたところ、
「そうだな。言っている事は分かる。具体的にどうしたらいいかは、浮かばないけど」
との事でした。

夫に起きていない変化

あまりに心労ぶりがひどいと、病院での受診や異動申請を真剣に考えてもらわなければ
なりません。

しかし今のところ、下記のような点があるので、しばらく様子見をしようと思っています。

家族の意見を聞いてくれる

感情的になって愚痴を言いますが、ひと通り吐き出した後なら、私の意見にちゃんと耳を傾けてくれます。

食欲が旺盛

ほぼ毎日、夕飯は深夜になりますが、よく食べます。

食べた後は、目に見えて元気になります。体力的なものだけでなく、悲観的だった気持ちまで少し落ち着くようです。

寝られる時はよく寝ている

睡眠時間は5~6時間くらいになる事が多いですが、寝つきもよく、ぐっすりと寝ています。

休日の午前中などは、すっと寝倒しています。

状況改善のために、夫がした対策

更に上の上司にアピール

ここ一か月ほど、夫は自己肯定感の強さを持ち直し、「自分は悪くない!」と更に上の上司にアピールを始めました。

マウンティング系上司と派手に揉めた際は、「今のは、こういう事です」と、
すぐに社内メールで更に上の上司(室長)に報告するそうです。

また、室長に時間を取ってもらい、自分の状況についてじっくりと訴えたので、
何かと気にかけてくれるようになりました。

室長はマウンティング系上司とも話してくれたそうです(その結果、「お前たち、どっちもどっちだな」と言われたようですが 笑)。

自分は悪くない、という信念がある事が社会人としての強みなのだと実感しました。

私には無い長所なので、そこは尊敬します(裏目に出るときもありますが)。

休憩時間を満喫する

以前は、昼食を安くすませていた夫ですが、
気分転換を図るために、思う存分、好きなものを食べに行くようにしました。

お寿司や生パスタなど、その話だけ聞いていたら羨ましいです 笑。

また、予約がとれれば、足裏マッサージにも行って、リフレッシュしています。

体調より大事なものはない

上に書いた通り、他の人間を巻き込んで状況の改善を図った結果、
精神的に最もきつい状況は抜けたように思います。

とは言え、残業時間は増え続けており、肉体的な過酷さは増しています。

室長が増員のために動いてくれているらしいので、希望は有ります。

でも、心身がどうしようもない事態になるくらいなら、
なりふり構わず異動してもらって欲しいですし、長期で会社を休んでも良いのです。

家族としては、体調より大事なものはないという事を、常に伝えたいと思います。

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