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HSCが伸びる習い事は、どうやって見つけたら良いのか

こんにちは、まるりです!

HSCの子どもにとって習い事というのは、とてもデリケートなことではないでしょうか。

我が家でも、軽い気持ちで息子に始めさせたけれど、親が思う以上に子どもの拒否反応が大きかったり、

習い事で嫌な事があると、子どもにとってトラウマになってしまったりということが、何度かありました。

まるり
HSCの習い事は、思ったより慎重に探さないといけません

しかし、6歳の息子を見ていると、子どもの性質に合う習い事に出会うと、親が驚くほど成長するということがよく分かります。

まるり
子どもが楽しめて、成長できる習い事に、出会わせてあげたい!

そこで今回は、

エレイン・N・アーロン著 「ひといちばい敏感な子」 を参考にした、HSCの子どもと習い事についての関係
我が家の6歳の息子の、これまでの習い事の体験

上記の2点をふまえて、「HSCの子どもが伸びる習い事の見つけ方」について、お伝えしたいと思います。

今回は、こちらの本から多く引用させて頂きます。

世界ではじめて「HSC」という言葉を提唱した、アーロン博士による「The Highly Sensitive Child  ひといちばい敏感な子」という本です。

まるり
赤ちゃんから大学生の頃まで、HSCについてあらゆることが書いてあるので、「HSC辞典」という感じで、困ったことがあると読み返しています
目次

HSCに習い事が必要な理由

まるり
そもそも、子どもに習い事って必要なの? 別にいらないんじゃないかな?

そんなふうに迷う方も、多いのではないでしょうか。

確かに、絶対に必要とは言えませんが、HSCにとっての習い事は下記のような面もあります。

自分の強い感受性を生かすための機会になる

ローダというHSPの女性には、22歳、20歳、16歳の、3人の子どもがいます。(中略)事あるごとに「敏感すぎる」と言われてきましたが、それぞれ芸術に取り組み、自分の強い感受性を生かすすべを見つけ、実に個性豊かになりました。

「The Highly Sensitive Child  ひといちばい敏感な子」 第1章 p.48「呼び名にとらわれず、色とりどりの個性に目を向けて」より

上記の3人は、それぞれ、写真、ビジュアルアート、詩の朗読によって自分たちの感受性を生かしています。

HSCの子どもは普段から、ひといちばい色んなものを感じ取り、深く考えてしまうことがあります。

また、そうした自分の気質について、小さい頃から、辛いと感じていることもあります。

その場合、芸術など、自分を表現する習い事によって、下記のようなメリットがあります。

芸術など、自分を表現できる習い事のメリット
・「自分の感受性によって、なにか素敵なものが作れる」と分かり、自己肯定感につながる
・ため込んだ感情などを、芸術などで表現し、外に出せる

たくましいHSCに育てるため

アーロン博士の本には、たくましいHSCに育てるためのヒントも、たくさん載っているのですが、その中には「このヒントを実行するには、習い事をした方が良さそう」というものがあります。

チャンスを提供し続ける

子どもにいろいろな経験をさせましょう。ただし、一度にたくさんのことをさせてはいけません。例えば、子どもと一緒にレクリエーション・プログラムのカタログを見て、気に入ったものに登録してみましょう。

「The Highly Sensitive Child  ひといちばい敏感な子」第10章 p.352 「たくましいHSCに育てるためのヒント」より

幼稚園や学校では、できる経験が限られています。

思い切り身体を動かしたり、とことん集中して何かを表現してみたり、あるいは自然を学んだりといった、幼稚園や小学校では経験できないような、「新しい経験、新しい挑戦」を無理のない範囲で与えることで、たくましいHSCになります。

「新しいこと」自体、HSCは苦手なので、親のサポートがあるうちに、少しずつ「新しいことに挑戦する楽しさ」を学んでいくことは、貴重な体験です。

まるり
幼稚園や学校で、行事や放課後プログラムなど、十分な挑戦の機会があるなら、あえて習い事をさせなくても良いかと思います

主役になれるような場をつくる

年下の子と遊ばせたり、得意な活動をさせましょう。(中略)子どもの才能を見つけ、それを発揮できる場を提供しましょう。

「The Highly Sensitive Child  ひといちばい敏感な子」第10章 p.352 「たくましいHSCに育てるためのヒント」より

「主役になれる瞬間」というのは、子どもにとって、きらきらした特別な思い出になります。

私の息子は、幼稚園時代、ほぼ目立った活躍のない子どもでしたが、一度だけ、体操クラブの発表会で主役になれたことがあります。

逆立ち大会で優勝することができ、有難いことに、親や友達みんなの前で表彰してもらいました。

それ以降、息子は「自分は逆立ちチャンピオンなんだ!」ということを心の支えにしているようです。

体操はその発表会で終わってしまいましたが、その後も、様々な事に積極的に挑戦するようになりました。

スポーツチームに入る

子どもの運動能力を伸ばしましょう。特にチームスポーツがいいです。これはHSCにとって難しいことですし、最初はうまくいかないかもしれませんが、あきらめずに練習し、上達していけば、チームの一員になることができます。

「The Highly Sensitive Child  ひといちばい敏感な子」第10章 p.352 「たくましいHSCに育てるためのヒント」より

まるり
HSCにとって、チームスポーツは本当に難しいですよね

HSPである私自身、過去のチームスポーツ経験に良い思い出がありませんし、HSCである息子は最近、サッカー教室をやめたばかりです。

ですが、チームスポーツで成功体験を積むことは、やはり社会に出てから、大きな自信になるかと思います。

コーチやチームメイトとの関係づくりや、チームで練習し結果を出す事は、社会人としてのスキルに直結することです。

息子がなるべく、楽しんで続けられるチームスポーツの機会を、諦めずに気長に探したいと思います。

HSCの子どもが、習い事を始めるタイミング

赤ちゃんリトミックや赤ちゃん向けの幼児教室など、習い事の低年齢化が進んでいるように思います。

ですがHSCにとっては、始める時期は、あまり焦らなくても良いかと思います。

HSCの子どもが、習い事を始めるために必要な環境

家庭環境が落ち着いていて、しっかりと子どもの安全基地になっている環境が充分に整っている状態が、望ましいと思います。

特に0~3歳は、「自己肯定感」という子どもの心の土台を作る、繊細で大切な時期なので、この時期は無理せず、穏やかな環境や家族の時間を大切にしましょう。

習い事をするとしたら、親と一緒に参加できるもので、家族や友達と過ごす雰囲気と、あまり変わらないものをお勧めします。

習い事とは少し違いますが、こどもちゃれんじなどの、家庭で出来る通信教育も良いです。

この時期に習い事をするとしたら、あまり成果を求めず、子どもと一緒に楽しい時間を過ごすことを目的にしましょう

また3~6歳も、自己肯定感を育みながら、社会のルールを知っていく、繊細な時期です。

本格的にしつけをする時期ですし、幼稚園や保育園で、友だちとの関わり方を学ぶ時期でもあります。

3~6歳も、HSCの子どもにとって負担が大きい時期ですので、子どもの心が落ち着いていて、新しい挑戦ができそうな状況か、よく見たうえで、習い事を始めるかどうか決めましょう。

子どもが習い事を始めるのに適した時期

対処法を見ていく前に、まず、HSCを育てる喜びを知りましょう。それを存分に感じられるのが、5歳から12歳頃です。

この時期の好奇心や創造性、世界を見る独特の視点を観察するのは、親には大きな楽しみです。音楽、絵画、数学、自然科学などの分野で、驚くような才能を発揮する子もいます。

「The Highly Sensitive Child  ひといちばい敏感な子」 第9章  p.312「学童期は、独特の才能を開花させる時期です」より

上記にある通り、5歳頃から12歳の学童期は、HSCにとって、独特の才能を開花させる時期です。

私の息子(現在6歳)も、5歳から突然、様々なことに挑戦を始めました。

息子は4歳の頃、決して幼稚園のプールに入らず、プールサイドでひっそりと水遊びをさせてもらうような子どもでした。

でも、5歳になって急に幼稚園のプールの楽しさを知り、6歳になると友達に影響されて「スイミングを習いたい」と自分から言ってくれて、スイミングに通うようになりました。

どうもHSCの子どもには、「よし、やってみよう!」と自ら思い立つタイミングがあるようです。

HSCの才能を伸ばす習い事の見つけ方

HSCでも始めやすい習い事の特徴

私の息子や、周りのHSCのお子さんを見ている限り、下記のような習い事だと、楽しく続けられるようです。

・(特に5歳未満の場合)親が一緒に参加できる
・仲の良い友達と一緒に参加できる
・家のすぐ近くで出来る または 幼稚園などの慣れた場所で出来る
・自分が得意なこと
・自分が好きなこと
・自分のペースで出来ること
・あまり他人と比較されない
・先生との相性が良い

安心できる環境

息子の幼稚園では、毎年の夏休みに、幼稚園のプールで短期水泳教室を開いていました。

息子は参加しませんでしたが、息子の友だち(おそらくHSCの比率が多い仲良しグループでした)は多く参加していました。

そのうち何人かの母親が、「これまで他の水泳教室では出来なかったことが、急にできるようになった」と言っていました。

いつもの幼稚園のプールで、いつもの友だちと一緒に、いつもの先生に教えてもらったのが良かったようです。

まるり
安心できる環境だと、HSCが急に伸び伸びと成長することがあります

自分のペースで出来るもの

HSCの子どもは、ある程度、自分でペースを調整できるものが向いています。

ここでは、スポーツを例に挙げます。

ゴルフは、さまざまな細かい調整をしてからショットを決めるスポーツですから、HSCにはちょうどいいのです。

「The Highly Sensitive Child  ひといちばい敏感な子」 第3章  p.115「自分の子にはない宝を探すよりも、すでに持っている宝を大切に」より

野球もHSC向きのスポーツです。サッカーやバスケットボールよりも、テンポが穏やかで、微妙なことが求められます。

「The Highly Sensitive Child  ひといちばい敏感な子」 第3章  p.120「親がHSPでない場合のメリット」より

私の息子は、5〜6歳にかけて1年間サッカーをやっていたのですが、ある時「誰かにむりやり、走らされているような気がしてくる」と言っていて、嫌がりました。

息子が通っていたサッカー教室は、6歳頃から急激にレベルが上がってしまい、スピード感についていけなかったようです。

自分でペースを決められない、ということは、HSCにとって大きなストレスだったのかもしれません。

「定期的に立ち止まって考える時間を設けられる」ような習い事が良さそうです。

具体的な習い事の例

「The Highly Sensitive Child  ひといちばい敏感な子」という本の中で、HSCの子どもが才能を見せた、と紹介されている習い事では、下記のものがあります。

「The Highly Sensitive Child  ひといちばい敏感な子」に登場する習い事
運動系:乗馬教室、フェンシング、野球、スキー、長距離走、ゴルフ
芸術系:絵画教室、音楽教室、手品、演劇、写真、ビジュアルアート、詩の朗読、小説を書く
勉強系:チェス、作文、コンピューター
アウトドア系:デイキャンプ、ボーイスカウト、ガールスカウト、釣り、ハイキング、登山

息子や息子の友だちの様子などから、私は下記の習い事も、HSCの習い事に向いていると思います。

上記に加え、HSCに向いていると思われる習い事
運動系:体操クラブ、新体操、キッズヨガ、縄跳び、ダンス、(水が怖くない場合)水泳
芸術系:工作教室、習字
勉強系:オンライン英会話、プログラミング、ロボット教室、サイエンス教室

まるり
様々な習い事があるので、最初からこれと決めず、色々なものを試しながら、子どもの才能を気長に探すと良さそうです

上記に挙げたものは、習い事というより、趣味や、ワークショップなどの体験といった方が良いものも、たくさんあります。

習い事というと、なにか技術的なものを身に着けていく印象ですが、実際には、子どもの人生を豊かにしてくれるもの全てを含めて、考えても良いようです。

アロマキャンドルづくり、ハーバリウムづくりなどのワークショップ、あるいは家族でのキャンプなど、そういったものに時間を割いていて、生き生きと学んでいるご家庭の場合、無理に習い事を始めなくても良いと思います。

「習い事をやめたい、行きたくない」と言われた時は、どうしたら良いか

習い事を始めても上手くいかないことは、よくあります。

子どもが習い事にあまり乗り気でない場合の、対応例をご紹介します。

「習い事に行きたくない、やめたい」と言われたときの、親の対応例

子どもの気持ちを、残らず聞き出す

子どもが自分の気持ちを話せるタイプの子であれば、なぜ行きたくない、やめたいと思うのか、理由をたずねてみましょう。

「先生に怒られるから」「上手くできないから」「習い事をするよりも遊びたいから」「やっていても、つまらないから」など、様々な理由が考えられます。

頭ごなしに「一度始めたものは、続けなければいけない。だめな人間になる」「どれだけお金がかかったと思っているんだ、やめられたら」と責めてはいけません。

子どもはすぐに気が変わるものですし、習い事に対してやる気をなくしてしまう時があるのは、ごく普通のことです。

初めから特定の習い事に大きな金額をかけるのは出来るだけ避けて、しばらく様子を見るようにしましょう。

取り除ける問題は、取り除いてみる

「(本当は続けたいけれど)うまくならないのが辛いから」「(本当は続けたいけれど)教室の雰囲気と合わないから」といった、子どもだけでは対処できない問題を抱えていることがあります。

「ピアノは続けたいけど、教室の雰囲気が苦手なんだね。じゃあ、別の曜日で、違う先生にしてみようか? 他の教室を探してみてもいいよ」

「サッカーを本当にやりたくないから、やめたいなら、やめてもいいけど、本当はもっと上手くなりたいんじゃない? サッカー教室がない日も、お父さんと一緒に練習して、もう少し頑張ってみる?」

といった、親からのサポートを提案してみても良いと思います。

ペースを落とす

子どもの疲れがひどそうな場合や、子どもから「習い事が忙しすぎて辛い」という言葉があった場合は、習い事のペースを落としてみましょう。

例えば、くもん教室やそろばん教室などは、宿題の量が多く、子どもがストレスを抱えてしまう場合があります。

また、サッカー教室やバレエ教室なども、週3日や4日通う教室もあります。

親が気が付かないうちに、子どもの負担が大きくなりすぎてしまう時があるかと思います。

宿題のプリント枚数を減らすよう教室に相談してみたり、習い事の日数を一時的に少なくしてみたりといった、調整をしてあげると良いです。

しばらく休んでみる

当初は、とてもその習い事が好きで、生き生きとやっていたけれど、続けるうちに、色々なプレッシャーが辛くなって、その習い事自体、好きではなくなってしまう、ということもあるかと思います。

他の子と比べて落ち込んでしまったり、先生に叱られてショックを受けたり、発表会が嫌だったりと、色々とHSCが辛くなってしまうポイントがあります。

親が励ましたり、一緒に問題を解決しようとしてみたりしても、どうにも子どものやる気が出ないときは、少し休ませて、その習い事から離してあげましょう。

ストレスから離れることで、子供としても、自分は本当はどうしたいのか、見えてくるかもしれません。

まだ早かったと割り切る

子どもにはそれぞれ、急激に成長する時期があります。

一般的には、HSCは5~12歳に、様々な才能が開花すると言われています。

4歳頃までの習い事で、どうしても上手くいかなかったとしても、数年後にまたやってみたら、驚くほど楽しんでやってくれるかもしれません。

別の才能を探す

ひとつの習い事にこだわるより、宝探しのように、様々な習い事の中から、子どもに合う習い事を探すと良いかと思います。

イベントやワークショップ、地域のNPO法人でのスポーツ活動なども利用して、金銭的に負担にならない範囲で、チャンスを与え続けてみましょう。

習い事は、子どもがたくましく生きるための手段としてさせるものなので、子どもに深刻なほどの辛い思いをさせてまで、やるものではありません。

「やめぐせがつく」「甘えた人間になる」という心配は不要です。

むしろ、本当に辛いのに無理に続けさせる方が、「周りに助けを求めても無駄だ」「自分は助けてもらう価値のない人間だ」ということを学習させてしまい、困った時に問題を一人で抱え込んでしまう癖がついてしまいます。

人気のある習い事は、要注意

みんながやっているような人気のある習い事は、意外とHSCにとって難しい面もあり、注意が必要です。

「みんなやっているのに、どうしてうちの子は出来ないんだ」という心配はいりません。

まるり
みんながやっている習い事でも、HSCの我が子には合わない、と言うことは、よくあります

水泳

特に5歳未満のHSCの子どもにとって、水がとても怖いことがよくあります。

いきなり会員登録をして初期費用などを払ってしまうより、段階的に、子どもが水泳を楽しんで習えるか確認してみると良いかと思います。

・家族でプールや海にいき、水に入れた時、怖がっていないか反応を見る
・夏休みや冬休みの、短期水泳教室などを利用して、まずは短期間、水泳教室に行かせてみる
・子どもから「水泳教室を続けたい」という言葉があったら、長期で習わせる

子どもが水を怖がっているうちは、上達までにかなり時間がかかってしまい、月謝も無駄になってしまいます。

小学校に入り、周りがみんな水泳教室に行っていると子どもが気が付いた時に行かせても、遅くはないと思います。

サッカー

サッカー教室によっては、学年が上がるにつれて、高いレベルが求められ、練習量が増えたり、自主練習をしないとついていけないことがあります。

それだけでも負担が大きいのに、HSCの子どもは特に、試合で積極的に相手にぶつかっていくことが苦手で、本来の自分の運動能力より悪い動きしかできないことが有ります。

また、人気があるスポーツなので、周りの熱心な子どもにどんどん差をつけられてしまい、モチベーションが下がってしまうことがあります。

ピアノ

ピアノ自体が高額で、ピアノ教室の月謝も高いので、親の方が「これだけお金をかけているのだから、上達してほしい」という意識が強くなりがちです。

また、ピアノ教室がない日にも練習しないといけないので、子どもにとってプレッシャーになることが多いです。

ヤマハなどの大規模な教室になると、特に上手な子が選抜されたクラスなどがあるので、競争意識がどうしても高まってしまうことがあり、他の子と比べられる機会も多いです。

英会話

そもそも、週に1回、たった1時間で語学の習得をするのは、とても難しいことです。

親としては、「支払っている金額に対して、子どもの成長が見えにくい」と思うことが多いです。

また、グループレッスンだと、周りのペースについていけなかたり、または周りのペースが遅すぎて退屈に感じたりと、自分のペースで出来ないことが多いです。

みんなの前で英語で発言することがプレッシャーだったり、あるいは、興奮しすぎてグループレッスンを邪魔してしまったりすることもあります。

親が「子どもの人生に、絶対に必要だ」と思う習い事は、どうしたら良いか

習い事は、無理してやるものではないかと思いますが、時には、親が「子どもの人生に絶対、必要なので、なんとかして続けて欲しい」というものも、あるかと思います。

我が家の場合は、英会話とチェスがそうです。

子どものストレスをなるべく減らしながら、習い事を続けてもらうためには、かなり親が金銭的な負担や、時間をかけてサポートする負担について覚悟しないといけません。

我が家の体験談なので、「こんな家庭もあるんだな」程度の参考にして頂ければと思います。

我が家の例 ①英会話

私の息子は、週に1回のグループレッスンが全く向いていなくて、色々な教室を体験に行きましたが、興奮しすぎて教室を走り回ったり、不安から机の周りをぐるぐると歩き続けたりしてしまいました。

(個人レッスンならもっと良いのかと思いますが、金額と比べて、習得の度合いに不満がありました)

しかし、私には「息子には英語を話せるようになって欲しい」という希望があり、なんとか、英会話を学んで欲しいと思っています。

こうした場合、下記のような対策が挙げられます。

インターナショナルスクールや、英語の学童に入れる

特にインターナショナルスクールの場合、とんでもない金額がかかりますが、本来、子どもに母国語以外を習得させるには、毎日、一定時間、英語で生活させる必要があります。

英語の学童の場合、インターナショナルスクールに通わせるよりは安くすみますが、それでも習い事としてはかなり高額です。

まるり
残念ながら、我が家には金銭的に厳しいです

ホームエデュケーションで習得させる

親がある程度、英語を話せる場合、親が先生となって家庭学習で教える、という選択肢もあります。

ネットで検索すると、英語教材などに小さいうちから親しんだり、日常生活の中で英会話をとりいれたりして、親が子どもに英語を教えている情報がたくさんあります。

(ただ、残念ながら、我が子はあれこれと試しましたが、家庭学習では殆ど英語は身に付きませんでした)

オンライン英会話は、HSCも続けやすい

色々と試した末に、我が家はオンライン英会話を利用することにしました。

「毎日、一定時間、英語を発声する時間を設ける」ことが目的です。

約30分のオンライン英会話を毎日させています。

(オンライン英会話に加え、毎日15分ほど、私とテキストの内容を復習したりしています)

始めて半年ほどですが、私が教えていた時に比べて、かなり上達が見られるようになりました。

オンライン英会話がHSCに向いているポイント
・慣れた自宅でレッスンを受けることができる
・マンツーマンなので、自分のペースで出来る
・親がそばにいるので、困ったときはサポートしてもらえる
・自分でテキストページを選択できるので、よく分からなかったページはもう一度レッスンを受けることができる

息子は「オンライン英会話なら続けてもいい」と言っていて、少しづつ上達することで、やりがいも出てきたようです。

我が家の例 ②チェス

英会話と違って、チェスは、息子の得意な習い事です。

ただ、周りが大人ばかりなので、負けてばかりで嫌になってしまったり、次の一手を指すことが怖くなってしまうことがあります。

そんな時、我が家では下記のような対策をとっています。

・チェス教室に行く頻度を落とす(しばらく休む)
・家で、本やyoutube、アプリを使って勉強する
・遊びとして、親とチェスをする

グローススパートについて

グローススパートと呼ばれる、急激に成長する時期もあります。
これは、およそ半年ごとにやってきて、4週間から6週間ほど続きます。カーシンカはこの時期の対処法について、「親ができるのは、自分の基準をぐらつかせず、愛情を注ぎ、見守ることだけです。グローススパートは、突然現れ、突然終わります。そしてある日、それまで出来なかったことが、簡単にできるようになっているのです。モンスターは姿を消し、愛すべき子どもが現れます」と述べています。

「The Highly Sensitive Child  ひといちばい敏感な子」 第9章  p.327「守られていた幼い時代とは、さよならしなくてはいけません」より

(カーシンカとは、子育ての専門家である、メアリー・カーシンカのことです)

上記は、HSCにとって難しいとされる、小学校時代に関しての章より引用しています。

この本では、学生時代の様々なストレスを、ある時 急に克服できるタイミングがあるという趣旨で「グローススパート」について語られています。

子育てをしている親なら誰でも、「急に言葉を話し始めた」「急におむつが取れた」と言ったグローススパート(急成長の時期)を経験しているのではないでしょうか。

習い事や学習でも、同じくグローススパートが見られることがあります。

我が家も最近、「これがグローススパートか」と思う時期を終えたばかりです。

この時期は、下記のような成長が見られました。

・チェスが急に強くなり、父親と対戦するときのハンデをひとつ減らせた
・英語が急に上達し、これまで覚えられなかった英単語を覚えて英文を作れるようになった
・なんとなく続けていたサッカーについて、突然、「自分はサッカーに向いていないと思うから、やめようと思う」と自己決定した

これまで停滞していたスキルなどについて、急激に上達したり、あるいは、自分で辞めることを決断したりしました。

なかなか成果が出ない習い事でも、子供にとってストレスでないのなら、諦めずに続けていれば、突然、成果が出るタイミングがあるということが、よく分かりました。

HSCが伸びる習い事は、どうやって見つけたら良いのか まとめ

HSCに習い事が必要な理由
自分の強い感受性を生かすための機会になる
たくましいHSCに育てるため

HSCの子どもが、習い事を始めるタイミング
・家族と良い関係をもち、子どもの自己肯定感という「心の土台」ができてから
・5~12歳は、HSCの才能が開花するタイミング

HSCの才能を伸ばす習い事の見つけ方
・ HSCでも始めやすい習い事の特徴は、家族や友達と一緒に始められる、自分の得意なことなど、安心できる環境のものが向いている
・具体的な習い事の例としては、様々なものがあるので、少しづつ試しながら、子どもに向いているものを探すと良い

「習い事をやめたい、行きたくない」と言われた時は、どうしたら良いか
・「習い事に行きたくない、やめたい」と言われたときは、頭ごなしに否定せず、なぜそう思ったのかをよく聞き、解決できる問題は、親と一緒に解決してみる。他の才能を探してもよい。
・人気のある習い事は、他の子どもと比較したり、お金のかかるものが多かったりと、HSCに向いていないことがよくあるので、注意しないといけない
・親が「子どもの人生に、絶対に必要だ」と思う習い事なら、あきらめずに続けさせてみてもよいが、子どものストレスを減らすために、親がお金や労力を負担することを覚悟しないといけない。

いかがでしたでしょうか。

ご参考になりましたら幸いです。

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    まるり
    30代の主婦。
    夫と、HSCの男の子との3人暮らし。
    シンプルで長く使えるインテリアや、年齢に合ったおしゃれが好きです。
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