骨格ウェーブタイプに向いているコートのポイント

こんにちは、まるりです。
骨格ウェーブタイプの皆さま、冬用のアウター探しは、得意でしょうか。
私は、大変だと思います……。
というのは、典型的な骨格ウェーブタイプである私は、春夏の服のような、ひらひら、やわらかな素材が得意ですが、その反面、厚みのある、硬さを感じるような素材は苦手です。
そのため、コートというアイテムは、骨格ウェーブママにとって最も難しいアイテムと言っても、過言ではないのでしょうか?
似合わないものを買ってしまう事が多く、お金をかけた割に、とてつもなく野暮ったくなってしまうという、主婦にはあるまじき事態になる事がしばしばあるのです。
そんな事態を避けるため、「どんなアウターが骨格ウェーブに向いているのか」という事を、育児ママの観点も入れつつ、私なりに思うポイントをまとめてみたいと思います。
どうぞお付き合いください♪
Contents
骨格ウェーブタイプが似合うコート3種類
私が思う、骨格ウェーブに似合うコートの種類は、下記の二種類です。
- ノーカラーコート
- フード付きコート
また下記のコートは、骨格ウェーブタイプに似合うけれど、育児には向いていないかなあ、というタイプのコートです。
3.ダブルコート
1.ノーカラーコート
ノーカラーコートとは、下記のような襟のないタイプのコートになります(中でも、丸首のものを本記事では指しています)。
上:SLOBE IENA 「PORTLAND ノーカラージップコート」
下:SHIPS 「ウールショートコート」
(いずれもzozotownより)
似合う理由としては、下記4点が挙げられると思います。
・骨格ウェーブが得意な、丸首(クルーネック)である事
・首元まで詰まっているので、ボリュームのない上半身をカバーしてくれる
・華奢な首元を隠さずに見せてくれる
・カジュアルというより(ウェーブタイプの得意な)きれいな雰囲気のものが多い
骨格ウェーブのママにとって、ノーカラーコートは最も無難なアイテムではないでしょうか。
ただ一つの難点は、首元が寒い、という事ですね・・・。
私としては、ストールを巻き首元にボリュームが出すと、骨格ウェーブタイプは(少なくとも私は)、一発でダサくなると思います。
そのため、ストールを巻くよりは、いっそのことタートルネックを着た方が、
首元をすっきりさせたまま保温ができ、スタイルアップの点では良いと思います♪
もしストールをするのであれば、モヘアなどの柔らかさを感じる素材を使うと、骨格ウェーブの良さを損なわないのではないでしょうか^-^
2.フード付きコート
フード付き、というとカジュアルな印象を受けますが、近年はきれいな印象のコートが多く、骨格ウェーブタイプにぴったりだと思います。
ぜひ、定番化してほしい形です。
IENA 「二重織りシャルムフードコクーンコート」
(ZOZOTOWNより)
似合う理由としては、下記2点が挙げられます。
・フードが目線を上げてくれる
・フード自体が、骨格ウェーブの得意な丸みを帯びたシルエット
フードは、背中にぺたんとくっついてしまうのではなく、立体的に立ち上がって、前や横からも存在感のあるものがお勧めです。
なぜなら、骨格ウェーブタイプは、顔回りを縁取ってくれるシルエットが似合うと思うからです。
ストールのように首に密着してぐるりと巻いてしまうのではなく、フードのように、華奢な首元を見せつつ、顔回りを華やかにしてくれるアイテムが、重心をぐっと上にしてくれるのではないでしょうか。
20代の頃、ノーカラーコートにファーが付いているタイプのコートを好んで着ていましたが、これも、フード付きのコートと同じく、重心を上に持っていける点が、ウェーブタイプ向けだったのですね。
今は、子どもがファーを食べたりむしったりすると思いますし、産後の自分の雰囲気が、ファーの雰囲気と合わなくなってきたので、フード付きコートの方が落ち着きます♪
また、ダッフルコートもフード付きコートですので、骨格ウェーブタイプによく似合うと思います。
SHIPS「LONDON TRADITION:ダブルフェイスショートダッフル」
(zozotownより)
ダッフルコートは、下記の点がママにとって魅力的です。
・流行に関係なく、この先何年経っても定番のデザインである事
・丈夫な生地で作られている場合が多い事
自分に似合い、生地がしっかりしたものを選べば、これから20年先でも使えるかもしれません!
ただ、上質なダッフルコートは裏地のない一枚仕立てが多いのです。
裏地のないコートは、中に着るニットとの摩擦が大きく、毛玉が出来やすいのではないか、という点が心配で、なかなか購入に踏み切れません。
フードがきちんと立ち上がるような肉厚な生地で、裏地のついているダッフルコートがあったら、骨格ウェーブママにとって理想的ですね♪
3.ダブルコート
ダブルコートにも様々なシルエットのコートがありますが、上半身がコンパクトで、下半身が広がるシルエットのダブルコートは、ウェーブタイプによく似合うと思います。
UNITED ARROWS <TATRAS(タトラス)>AGOGNA ダウンジャケット
(zozotownより)
トレンチコートを、ウール地やダウンにしたようなイメージのコートです。
Vネックが比較的浅くなり、ワンピースのようなシルエットになるので、骨格ウェーブタイプにぴったりです。
ただ、このタイプは育児をするにあたり、下記のような難点があります。
・子供がボタンを引きちぎる可能性がある
・子供を抱っこしたり、リュックサックを背負ったりしたとき、
ボタンやボタンホールに負荷がかかる
海老反りになって泣いたりしないような、ママ思いのお子様がいる方ならば良いのですが…。
わんぱくなお子様がいる方だと、普段は着ないで、たまのおしゃれをするためのコートにするのが良いかと思います♪
骨格ウェーブタイプは避けた方が良い種類のコート
チェスターコートなど、襟もとがVラインのコート
上:IENA 「MANTECO オーバーチェスターコート」
中:URBAN RESEARCH ROSSO WOMEN 「Vネックノーカラーコート」
下:nano・universe 「フードガウンコート」
(いずれもzozotowより)
2017年の今年はチェスターコートなどVネックのコートが大人気ですが、骨格ウェーブの方は避けた方が無難です。
なぜなら、襟が骨格ウェーブが苦手なVネックラインになるからです。骨格ウェーブタイプの特徴である薄い上半身では、Vネックの良さがまるで発揮されないのです。
悲しいですね!
ノーカラーコートやフード付きコートでも、襟がVラインになっているものは、いずれも骨格ウェーブタイプ向きではありません。
今年らしく素敵で憧れますし、工夫によっては着こなす事が出来ると思いますが、骨格ウェーブタイプの方が、あまり考えずに、さっと羽織るだけでおしゃれになるのは、丸首のコートだと思います♪
骨格ウェーブタイプのコート選びのポイント 3つ
「フード付きコートやノーカラーコートを選んでいるのに、なぜか似合わない」
という事態になる事が有ります。
それは、
そのコートのシルエットが骨格ウェーブタイプに適していない、または、
色が似合っていない
ためかと思います。
また逆に、上記で骨格ウェーブに似合わないとしたVネックのコートでも、下記ポイントに当てはまっていると、「ウェーブタイプ寄りのコート」と言えるので、どうしても気に入ったコートがあるなら、試着して検討する価値があると思います♪
1.肩幅、身幅がコンパクトなコートを選ぶ
骨格ウェーブタイプにとって得意なシルエットにするには、「上半身をコンパクトにする事」が大切です。
その為には肩幅と身幅を、「窮屈でない中で、最もコンパクトなサイズ」を選ぶ事が大事です。
オーバーサイズが全盛期の今年(2017年)ですが、骨格ウェーブタイプのママが、これから先、何年も愛用しようと思ったら、肩幅と身幅がコンパクトなものがお勧めです。
コンパクトなシルエットのオートと、オーバーサイズシルエットのコート
同じブランドで、二種類のコートがありましたので、そちらを例にご紹介してみます♪
上:IENA 「Wビーバーノーカラーコート」
下:IENA ラムウールノーカラーコクーンコート
(いずれもzozotown)
上がコンパクトなタイプ、下がオーバーサイズシルエットのコートですが、下記のような違いが見られます。
①肩のラインが、上のコートは肩幅に対してジャストサイズであるのに対して、下のコートは肩より下に落ちている(ドロップショルダー)になっている
②身幅が、上のコートはストレートに裾まで落ちるラインで、下のコートはウェストあたりにかけて、ふんわりと広がってから、裾に向けてすぼまるライン(コクーンシルエット)になっている。
骨格ウェーブタイプの方に似合うのは、上のタイプのコート、という事になります♪
自分に合う肩幅
私は特に肩幅が大事だと思うのですが、このブログを読んでくださっている皆様は、自分に似合う肩幅が何㎝か知っているでしょうか?
私の場合、好きなコートの肩幅というのは、36.5㎝以下です。
これより大きくなってしまうと、前を開けて着たとに、肩幅が余ってしまい、上半身が大きく見えて野暮ったくなります。
自分の好きな肩幅を知っていると、事前にネットで検索した時に効率良く候補を絞ることが出来て、とても便利です!
ゾゾタウンなどは、肩幅を(もちろん、身幅や着丈も)指定して検索することが出来ますよ♪
(たまに検索もれもあるので、結局、自分の好きなショップのHPを地道に見たりすることもありますが・・・)
そしてママにとっては、抱っこしたりしゃがんだりするために、窮屈さを感じない事も大事な条件です。
袖筒などの寸法がよく出来ているコートは、肩幅や身幅がコンパクトでも、動きやすいものがあります♪
事前に好みの肩幅・身幅の寸法のコートをピックアップし、実際に店舗で試着して着心地を確かめる、という方法が、最も効率よくコートを探せるものではないかと思います。
2.着丈は、極端なロング丈を避ける
重心が下にある骨格ウェーブタイプにとって、コーディネートはなるべく、上へと重心を上げることが大事です。
そのため、コートという厚みのあるアイテムは、長くても膝下5㎝くらいまでにした方が良いと思います。
私の場合は、着丈が86㎝でちょうど膝丈になるので、91㎝(86+5)くらいまでの着丈のコートにした方が良い、と思っています。
それ以上長いと、「着られている感」が出てしまいます。
中でも、ダウンコートやムートンコートなど、かなり厚みのある素材は、膝上丈にした方がバランスを取りやすく、無難です。
下記に、着丈120㎝のコートと、着丈90㎝のコートを紹介します。
上:JOURNAL STANDARD LUXE 「ヤクビーバーノーカラーロングコート
下:RBAN RESEARCH 「 ノーカラーコクーンCOAT
(いずれもzozotown)
骨格ウェーブタイプに合うコートとしては、下のコートになりますね。
育児中の身としては、屈んだ時に引きずってしまったり、自転車を漕ぐ時に邪魔になったりと何かと不便ですし、使い勝手の点からも、避けたいところです。
また、ショートコート、ハーフコートは骨格ウェーブの得意なコートだと思います。
ワイドパンツともバランスが良く、育児中のママでも女性らしいコーディネートが出来るので、ぜひ活用したいですね♪
3.似合う色を選ぶ
冬服の大半の面積を占めてしまうコート。
当然、コートの色が顔の近くにもくるので、似合わない色を選んでしまうと致命的です!!
上記のポイントを全ておさえていたとしても、
色というポイント一つで台無しになってしまいます。
私の場合は、「ベージュなら無難だろう」という思い込みで、何年も何着も似合わないコートをきていました。
今は「グレー、紺にしておけば、とりあえず大丈夫」という事が分かったので、とても選びやすくなりました。
ぜひ、パーソナルカラーの観点から「自分に似合う色」を見つけたうえで、コートという高いお買い物をすると良いと思います!!
パーソナルカラーとは、持って生まれたボディーカラー(肌の色、瞳の色、髪の色など)を元に個人(Personal)に似合う色(Color)を診断する手法です。
「パーソナルカラーとは」より引用
http://www.icb-image.com/parsonalcolor/what.html
インターネット上で自己診断も出来ますし、分かりづらい場合は、デパートなどでもパーソナルカラー診断をしてくれるところが多いので、ぜひ試してみてください♪
いかがでしたでしょうか?
ご参考になりましたら幸いです♪
<追記 2020.10>
骨格ウェーブタイプに似合うアウターのポイントについて、更新版の記事を書きました。こちらもお読み頂けると嬉しいです♪

<追記 2018.10>
こちらの記事の内容を踏まえて、2018年の骨格ウェーブ体型の方に向いているコートを紹介しています。

<追記 2019.2>
背が低いと、更にコーディネートが大変ではないでしょうか?背が低い女性がスタイル良く見えるコーディネートのポイントをまとめました。

<追記>
私の実際のコーディネートで、冬の子育てコーデのポイントやコート選びの反省点についての記事がこちらです。

寒さも極まってくると、コートなどで着ぶくれしてしまって、おしゃれが難しくなってきました。そんな時の、少しでも工夫したい私の子育てコーディネートについて考えた記事がこちらです↓

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